(1)私たちはワンネスの世界で生きている—実在の構造―

■はじめに、実在の構造のポイントについて、3点指摘しておきます。

(1) 私たちの「意識」がこの世界を生み出している

●まず、「実在」を作り出しているのは、私たちの意識であるという点です。言い換えると、私たちが世界を認識することが、世界が存在することなのです。私たちの意識(認識)を離れて、客観的な世界が存在するわけではありません。

●私たちは、客観的に存在している外的世界を、眼、耳、鼻、舌、皮膚などの五官の作用によって認識していると思っています。しかし、実際には、「実在」は次のような構造をとります。①外的世界(物質)は、「存在確率の波(存在可能性)」として存在している、②私たち(の意識)が、五官の作用によってその世界を認識するとき、外的世界は「実在」となる(定在化する)。すなわち、この世界を創り出しているのは、私たちの「意識」なのです。

(2)私たちは、元来、 ワンネスの世界(全体意識の世界)の住民である

●私たちは、肉体から解放されるときがくれば、ワンネスの世界(全体意識の世界)に帰っていきます。その世界では、私たちに身体はありませんので、私たちは、スピリット(エネルギー体)として存在しています。

●その世界は、すべてがつながっている世界です。その世界では、私たちは、他の人たち、他の動物、他の昆虫などの中に入り込むことができます。その世界では、私たちは、どの時代のどの場所にでも自由に赴くことができます。私たちの意識が拡大すれば、私たち自身が宇宙そのものとなったように感じられます。ワンネスの世界(全体意識の世界)では、私たちは、時間、空間を超えて、すべてとつながっているのです。

(3) 私たちは、魂を成長させるためにこの世にやってくる

●元来、ワンネスの世界(全体意識の世界)の住民である私たちは、新たな体験をして自分の魂を成長させ、ワンネスの世界(全体意識の世界)に新たな知恵を付け加えるために、この世界に転生してきます。

●その際、私たちは、ワンネスの世界(全体意識の世界)の記憶を除去して、まっさらな状態で転生します。その方が、創造性の高い人生を送ることができるからです。

●また、この世に生きる私たちは、ワンネスの世界(全体意識の世界)から見ると、一定の制限をかけられた状態にいます。私たちは身体に囚われており、五官の作用によってのみこの世界を認識します。私たちが自由に動かせるのは、私たちの身体だけです。私たちは他の人の意識の中に入り込むことはできません。

●なぜ、私たちはこのような状況に置かれているのでしょうか。それは、この世界の中に新たな視点、新たな状況を設定して、私たちに新たな挑戦をさせるためです。そして、私たちの新たな挑戦・新たな創造は、ワンネスの世界(全体意識の世界)の新たな知恵としてワンネスの世界(全体意識の世界)の中に組み込まれていきます。

●この世を生きる私たちは、ワンネスの世界(全体意識の世界)から切り離されているように感じられますが、そう感じるのは私たちに新たな挑戦、新たな創造をさせるためなのです。現在でも私たちはワンネス(全体意識)の一部であり、ワンネスの世界(全体意識の世界)とつながっています。

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